リレーコラム「地震展2008」その4:活断層とは何か
1995年1月17日に起こった兵庫県南部地震は神戸を中心とした地域に大きな被害をもたらすと同時に、多くの人たちに「活断層」という言葉を知らしめました。
活断層とは、断層の中でも、最近50万年の間にくり返し活動し,これからも活動して地震を起こすと考えられる断層です。近畿地方は活断層の巣とも呼べるくらいに多くの活断層が走っており、活断層による地震の危険に常にさらされています。上の写真は大阪周辺の代表的な活断層の一つ「有馬ー高槻構造線」です。
「地震展2008」では、有馬ー高槻構造線を含む大阪周辺の主な活断層のはぎ取り標本を展示すると共に、その断層の活動度や周期についての解説を行っています。ぜひこの機会に、私たちの足下にある「活断層」について学んでみましょう。
地震展2008 ホームページ
https://www.omnh.jp/tokuten/2008quake/index.html