テーマ展示「パネルで見る2016年熊本地震 活断層に備えよう」 を開催します

 大阪市立自然史博物館では、平成29年7月29日(土)から9月10日(日)まで、テーマ展示「パネルで見る2016年熊本地震 活断層に備えよう」を開催します。
 私たちの暮らす日本列島は、住みやすい平野や風光明媚な山々があり、豊かな自然に恵まれています。一方で、地震や火山噴火などの自然災害がとても多い地域でもあります。2016年熊本地震で大きな被害を受けた熊本県やその周辺地域もまた、例外ではありませんでした。2016年熊本地震は、最近の研究で数千年に一度の割合で大地震が起きることが分かっていた活断層で起きました。
 この展示では、「熊本地震でどんなことが起きたのか」、「活断層や地震の研究がどのように進んでいるのか」について、第一線で調査活動を行った国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター作成のパネルを用いてご紹介します。
 また、大阪周辺の活断層の情報についても展示し、地震災害に対しどのような備えができるのか考えてみます。東日本大震災以降、大阪市立自然史博物館も参加して活動している博物館のネットワークによる標本レスキューや、認定特定非営利活動法人大阪自然史センターなどと共同で行った大規模災害被災地の博物館復興支援活動の最近の様子についてもご紹介します。
 この展示が、市民の皆さんが地震や活断層への理解を深め、災害への備えをするきっかけとなることを願っています。

テーマ展示「パネルで見る2016年熊本地震 活断層に備えよう」
■会 期
平成29年7月29日(土)~9月10日(日) →9月18日(月祝)まで延長します
※開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
■休館日
月曜日(ただし月曜日が休日の場合はその翌日、8月14日(月)は臨時開館)
■会 場
大阪市立自然史博物館 本館2階 イベントスペース
■観覧料
常設展入館料(大人300円、高校生・大学生 200円)
特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ-生き物のにぎわいとその恵み-」と常設展とのセット券は、大人700円、高校生・大学生400円
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。
■主 催
大阪市立自然史博物館
■後 援
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
■協 力
全国科学博物館協議会、認定特定非営利活動法人大阪自然史センター

<産業技術総合研究所地質標本館での展示>
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