研究成果
シイタケの大敵 “シイタケオオヒロズコガ” の正体に迫る― 幼虫・蛹の形態を改めて正確に図示 ―新着!!
大阪市立自然史博物館の長田庸平学芸員が九州大学昆虫学教室の朴鎮享氏(博士後期課程)と森林総合研究所企画部研究企画科の北島博博士との共同研究で、栽培シイタケの害虫として知られるヒロズコガ科のシイタケオオヒロズコガの幼虫と […]
深海の謎を解き明かす革新的な手法の開発 ―深海頭足類の多様性評価に新たな扉―新着!!
国立大学法人神戸大学国立研究開発法人海洋研究開発機構千葉県立中央博物館国立大学法人京都大学大阪市立自然史博物館一般財団法人沖縄美ら島財団 神戸大学大学院人間発達環境学研究科の邬倩倩(う せいせい)学術研究員と源利文教授 […]
1945年に那覇北部で採集されたミヤコヒキガエルの標本を発見
大阪市立自然史博物館の石田惣学芸員を含む共同研究グループが取り組んだ「1945年に那覇北部で採集されたミヤコヒキガエルの標本記録」と題した研究論文が、2025(令和7)年3月31日発行の沖縄生物学会誌に掲載されました。 […]
当館に収蔵されている恐竜の化石がハドロサウルス類のものと確認されました
研究の概要: 岡山理科大学、東京都市大学、大阪市立自然史博物館などの共同研究によって、当館に収蔵されている恐竜の背骨の化石(標本番号:OMNH MV-94)が、ハドロサウルス類のものであると確認されました。この標本は、香 […]
[研究成果] 1種と思われていた「フナムシ」を調べると3種だった!
研究のポイント 研究内容 海辺に行くとたくさんいるフナムシ類は、私たちにとってなじみ深い生き物です。フナムシ属として分類されるこれらの種は、日本の沿岸からは今までに10種が報告されています。このうち、本州・四国・九州に […]
長田庸平学芸員が日本環境動物昆虫学会奨励賞を受賞しました
当館の昆虫担当の長田庸平学芸員が、日本環境動物昆虫学会において、2023年度の奨励賞を受賞しました。 本学会の奨励賞は、環境動物昆虫学の進歩に寄与する優れた研究業績を挙げ、将来の発展が期待されると認められる40歳未満の若 […]
サギソウのギザギザの花びらはなんのため? ―ギザギザは花粉を運ぶスズメガの支えだった―
サギソウ(図1)の特徴である花弁のギザギザ。その適応的意義はこれまで解明されていませんでした。 神戸大学の末次健司氏、阿部裕亮氏、姫路市立手柄山温室植物園の朝井健史氏、松本修二氏、及び当館学芸員の長谷川匡弘からなる研究グ […]
コクテンシャコ、国内から1世紀ぶりの発見
琉球大学理工学研究科の中島広喜氏(博士後期課程1年)と、当館の有山啓之外来研究員が、国内から約1世紀ぶりにコクテンシャコを発見し、国際科学誌「Plankton and Benthos Research」に公表しました。 […]
自然史博物館の「研究報告」など最新号
大阪市立自然史博物館では博物館の収蔵資料や学芸員らの研究をまとめた研究報告などを出版しています。これらの最新号を大阪市立自然史博物館リポジトリサービスにて公開しています。2021年度末に発行された最新号が掲載されています […]
当館外来研究員がスベヨコエビ科の4新種を発表しました
ヨコエビ類は主に海域に生息する種数の多い小型甲殻類ですが、それでもなお、まだ知られていない種がたくさんいます。 ヨコエビ類の一グループのスベヨコエビ科は、扇形で左右に平たい体を持つカラフルな色彩のヨコエビで、写真派ダイバ […]