研究成果
当館に収蔵されている恐竜の化石がハドロサウルス類のものと確認されました
研究の概要: 岡山理科大学、東京都市大学、大阪市立自然史博物館などの共同研究によって、当館に収蔵されている恐竜の背骨の化石(標本番号:OMNH MV-94)が、ハドロサウルス類のものであると確認されました。この標本は、香 […]
[研究成果] 1種と思われていた「フナムシ」を調べると3種だった!
研究のポイント 研究内容 海辺に行くとたくさんいるフナムシ類は、私たちにとってなじみ深い生き物です。フナムシ属として分類されるこれらの種は、日本の沿岸からは今までに10種が報告されています。このうち、本州・四国・九州に […]
長田庸平学芸員が日本環境動物昆虫学会奨励賞を受賞しました
当館の昆虫担当の長田庸平学芸員が、日本環境動物昆虫学会において、2023年度の奨励賞を受賞しました。 本学会の奨励賞は、環境動物昆虫学の進歩に寄与する優れた研究業績を挙げ、将来の発展が期待されると認められる40歳未満の若 […]
サギソウのギザギザの花びらはなんのため? ―ギザギザは花粉を運ぶスズメガの支えだった―
サギソウ(図1)の特徴である花弁のギザギザ。その適応的意義はこれまで解明されていませんでした。 神戸大学の末次健司氏、阿部裕亮氏、姫路市立手柄山温室植物園の朝井健史氏、松本修二氏、及び当館学芸員の長谷川匡弘からなる研究グ […]
コクテンシャコ、国内から1世紀ぶりの発見
琉球大学理工学研究科の中島広喜氏(博士後期課程1年)と、当館の有山啓之外来研究員が、国内から約1世紀ぶりにコクテンシャコを発見し、国際科学誌「Plankton and Benthos Research」に公表しました。 […]
自然史博物館の「研究報告」など最新号
大阪市立自然史博物館では博物館の収蔵資料や学芸員らの研究をまとめた研究報告などを出版しています。これらの最新号を大阪市立自然史博物館リポジトリサービスにて公開しています。2021年度末に発行された最新号が掲載されています […]
当館外来研究員がスベヨコエビ科の4新種を発表しました
ヨコエビ類は主に海域に生息する種数の多い小型甲殻類ですが、それでもなお、まだ知られていない種がたくさんいます。 ヨコエビ類の一グループのスベヨコエビ科は、扇形で左右に平たい体を持つカラフルな色彩のヨコエビで、写真派ダイバ […]
長田庸平学芸員が森林防疫賞奨励賞を受賞しました
当館の昆虫担当の長田庸平学芸員が、全国森林病害虫獣害防除協会発行の学術誌「森林防疫」において第二著者として発表した論文で、2021年度の森林防疫賞奨励賞を受賞しました。 室 紀行・長田庸平(2020)ヨモギエダシャク(チ […]
「忘れ貝」可憐な新種とそのゆくえ 万葉集・土佐日記にいう貝たちの「もののあはれ」と「鎖国の名残」
岡山大学学術研究院環境生命科学学域(農)の福田宏准教授、大阪市立自然史博物館の石田 惣主任学芸員、西宮市貝類館の渡部哲也学芸員、香川県水産試験場の吉松定昭元場長、国立科学博物館の芳賀拓真研究員の共同研究チームは、従来分類 […]
<プレスリリース>日本産ウスバカゲロウ(アリジゴク)5新種の発見と記載
このたび大阪市立自然史博物館 松本吏樹郎主任学芸員ら研究チームによる、日本産ホシウスバカゲロウ属の新種の記載論文が、昆虫分類学の英文学術誌「Japanese Journal of Systematic Entomolo […]