日記風覚え書き
2026年4月、5月、6月
(2005年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、2006年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、
2007年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、2008年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、
2009年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、2010年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、
2011年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、2012年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、
2013年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、2014年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、
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2021年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、2022年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、
2023年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、2024年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、
2025年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月、2026年1-3月、4-6月、7-9月、10-12月)
知り合いに勧められて(あるいは無理矢理登録されて)、ブログというのを書くことになった。ネット上で同じ興味を持った人のコミュニティを作る試みとしては、ちょっとおもしろそう。というわけで、仕事上の興味もあってつき合うことに。でも、そのサイトは、ちょっと閉鎖的なコミュニティなので、書いた物をこっちにもミラーリングすることにしました(他で書いている関係で、文体が少し違います)。他のコーナーにはちょっとそぐわないかな、という内容を中心に書きます。どっちかと言えば、軽めの「近頃の博物館」みたいなの。◆は思いついた事を書いた場合に付けてあります。ちょっと理屈っぽい。その他、遊び心が中心の場合もあります(というより多い?)。ふざけてる!というお叱りは受け付けません。
タイトルは、最初は単に「日記」としましたが、「日記風小ネタ集」に変え、やっぱり「日記風覚え書き」にしました。
4月8日、11日、12日、13日、14日は、後から補足予定。
●2026年4月14日 イカルチドリの繁殖分布調査 第ニ弾
安威川と水無瀬川をチェックした。安威川は昨年も確認されていて、どこにいるか知ってる。水無瀬川は、記憶にある限りでは、イカルチドリが記録されたことはないけど、いても良さそうな砂礫地あったよなぁ、ってことでチェックに行ってみた。
●2026年4月13日 イカルチドリの繁殖分布調査始動
3月から始める予定が、4月半ばにずれ込んだ。
●2026年4月12日 ハカセと鳥くらべっこ 5月興行にむけて
昨日と今日、ハカセと鳥くらべっこ。6回の公演をこなした。つぎは5月。まあまあ形にはなったけど、改善の余地はあると思う。今日の反省会で出た意見を踏まえて、次にどうつなげるかを考えてみた。
●2026年4月11日 ハカセと鳥くらべっこ 4月興行初日
と題して、子ども向けワークショップ。鳥の剥製を見せて、比べる。登場するのは、ハシブトガラス、カワウ、コサギ、カワセミ、ハイタカ。オプションでヨタカ。最後にチゴハヤブサとコダイマキエインコ。最後の2羽は、ハイタカと比べて、近頃の分類の変化の話。そこまでの6羽は、嘴、脚、首などを見ながら、食性と獲物の取り方の話が中心。それぞれに、比較しながら話を進める。
ハシブトガラス
カワウ
コサギ
カワセミ
ハイタカ
ヨタカ
●2026年4月10日 卒業に向けて その3
今月も机の周りを片付けるプロジェクトを継続中。年度が替わったから、って訳でもないけど、雑誌類に手を付け始めた。基本的には博物館に所蔵のある雑誌は廃棄。所蔵のない雑誌は博物館に寄贈。いわば、片付けを博物館に丸投げ。
まずは、
・日本生態学会誌 + Ecological Research
これはかなりの部分を博物館は所蔵しているので(先輩方がすでに寄贈してる)、欠号を教えてもらって、それだけ寄贈した。まあそれなりに欠号を埋められたと思う。で、残りは廃棄。
あとは、おおむね博物館は所蔵していないので、雑誌タイトルごとにまとめて、順次寄贈を進める。最初にIBISと、哺乳類学会の雑誌。担当者がこんなに一杯!という反応だったのだけど、まだまだあると伝えると、さらに微妙な反応。とはいえ、頑張ってもらわないと仕方が無い。
さっそくIBISから受入作業をしている中で、もう少しコンパクトにまとまった雑誌をどんどん持って行った。今日までに寄贈した雑誌タイトルは(日本生態学会を除くと)、16タイトル。おもに貯め込んでいた鳥類や哺乳類を中心とした研究会系の雑誌。よくまあこんなにたくさんと関わってきたもんだ。
・Ibis
・哺乳類科学 + Mammal Study
・四国自然史科学研究 + 四国自然史科学研究センターNewsLetter
・リスとムササビ
・コウモリ通信 + 大阪のコウモリを調べる会会報
・ため池の自然
・鳥類観測ステーション報告
・きしわだ自然友の会 メランジェ
・ALULA
・日本標識協会誌 + バンダーNEWS
・日本海鳥グループ会報 うみすずめ
・紀伊半島野生生物研究会会報 + 紀伊半島の野生動物
・都市鳥ニュース + URBAN BIRDS
残る雑誌は、大物順に
・野鳥
・鳥 + 日本鳥学会誌 + Ornithological Rsearch
・むくどり通信
・STRIX
・BINOS
って感じ。さらに小ぶりな雑誌がいくつかあるけど、そうなってくると単発の報告書系などとの境目が曖昧になってくる。
ともかく、すでに寄贈した雑誌の分、本棚はかなり空いた。はず。だけど、さほど片付いた感じは未だ感じられない。残る大物雑誌を寄贈したら、もう少し片付いた感じになるかなぁ。
【追加】
並行して進めてるのは、私物を持ち帰ること。思いのほかいろいろあって、自分のことながらビックリした。とりあえず持ち帰ったのは
・手帳。なんと30云年分。
・給与明細系。受け取ったまんま、放り込んでたんだな。
・チョコエッグ関係。なつかしー。持って帰ったつもりだったけど、驚くほど残ってた。
・合宿の集合写真や行事などで撮影された写真。昔は行事で写真を撮って送り付けるという文化があったらしい。
【追加2】
勢いで、
・鳥 + 日本鳥学会誌 + Ornithological Rsearch
・日本野鳥の会大阪支部報 + むくどり通信
も博物館に入れた。その課程で。
・Trends in Ecology and Evolution
を発掘してしまい、そでも博物館へ。
司書の方はすでにあきらめの表情。部屋が随分片付いたでしょうね。と言われた。それほどでもないんですよ。
●2026年4月9日 大阪府の夏鳥
夏鳥とは、まあ夏に渡ってくるってことなのだけど、実際に渡ってくるのは春だし、秋にもいるし、なんなら一部越冬する。そして当然、繁殖すると仮定されている。定義としては、その地域で繁殖する種で、大多数が非繁殖期にいなくなる。とでもした方がいいかもしれない。じゃあアホウドリは夏鳥なんだな、と言われると悩み始めるけど。大阪湾湾奥部のウミネコは、おもに夏にいるけど、繁殖しないし夏鳥じゃない。
というわけで、冬にも普通にいるようになったり、繁殖しなくなったりすると、夏鳥というステイタスは失われる。この40年ほどの間に、夏鳥というステイタスを失った種がいくつもいる。逆に、夏鳥になった鳥がいないのはちょっと不思議。
とりあえずどんな鳥が夏鳥なのかを、大阪府鳥類目録でひろってみた。おもに夏鳥扱いされている種を夏鳥として拾った。
■大阪府鳥類目録(1987)で夏鳥とされているのは、
サギ科:ヨシゴイ、ミゾゴイ、ササゴイ、アマサギ
ワシタカ科:ハチクマ、サシバ
クイナ科:ヒクイナ×、バン×
チドリ科:コチドリ×
カモメ科:コアジサシ
ホトトギス科:ホトトギス
フクロウ科:アオバズク
ヨタカ科:ヨタカ
ツバメ科:ツバメ、コシアカツバメ
サンショウクイ科:サンショウクイ
ヒタキ科:ヤブサメ、オオヨシキリ、センダイムシクイ、セッカ×、オオルリ、コサメビタキ×、サンコウチョウ
×は、大阪府鳥類目録2016(2017)では夏鳥扱いされなくなる種。
(当時の科名と分類順に従っています)
この時点ですでにチュウサギは旅鳥扱いだけど、1970年代には繁殖していたので、かつては夏鳥だった。タマシギは留鳥とされているけど、越冬記録なんかあるのかな? イワツバメはまだ大阪府でほぼ繁殖していなかったので、旅鳥扱い。もしかしたら、唯一の新たに夏鳥になった鳥かも。セッカは繁殖個体群が入れ替わってると信じていた時代で、「夏鳥(一部冬鳥)」という不思議な表記。クロツグミやキビタキは当時まだほとんど繁殖していなかったので、おもに旅鳥扱い。
一方、
■大阪府鳥類目録2016(2017)で夏鳥とされているのは、
サギ科:ヨシゴイ、ミゾゴイ、ササゴイ、アマサギ
ホトトギス科:ホトトギス、ツツドリ*、カッコウ*
ヨタカ科:ヨタカ
カモメ科:コアジサシ、ベニアジサシ*
ワシタカ科:ハチクマ、サシバ
フクロウ科:アオバズク
サンショウクイ科:サンショウクイ
カササギヒタキ科:サンコウチョウ
ツバメ科:ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ*
ウグイス科:ヤブサメ
ムシクイ科:センダイムシクイ
ヨシキリ科:オオヨシキリ
ツグミ科:クロツグミ*
ヒタキ科:キビタキ*、オオルリ
*は、大阪府鳥類目録(1987)では夏鳥とされていなかった種。
(当時の科名と分類順に従っています)
アマサギはまだ夏鳥として掲載されているが、この時点で大阪府の繁殖はほぼなくなっている。ヒクイナ、バン、コチドリ、セッカは留鳥扱いに変わっている。タマシギはやっぱり留鳥扱い。繁殖期と同じような分布らしい。カッコウは大阪府での繁殖例はほぼないのだが、なぜか夏鳥扱い。コサメビタキは、「旅鳥(一部夏鳥)」という扱いになっている。
●2026年4月8日 この冬の地元公園の鳥の動向
昨年と今年の2月に地元公園で鳥を調べたデータを見せてもらった。全域ではなく、限られた場所の定点調査。一方、こちらはその前後の期間を含めて、そして何年もにわたって、公園全体のセンサス調査をしているので、全体像を知っている。調査者が昨年と違う!と言ってるだけのことの大部分を、広い視点で説明できてしまう。
と優越感にひたれるのだけど、分かっているつもりのこちらにも説明できないトレンドも出てきていて面白い。とくにシジュウカラとウグイスの動向には気付いていなかった。
●2026年4月7日 小雨の宇治川、ツバメの群
天気予報はでは、数日前から雨の予報。調査できるか心配していた。近づいて来て、雨は昼過ぎまでに変わった。午前も小雨のようだし、他に日程がとれないので、調査を決行することにした。幸い、当日朝の天気予報では、ほとんど雨は降らないに変わっていた。まあ、実際には、昼前まで、時々小雨がパラパラ降っていたが。そして、昼過ぎまでずっと空は暗く、北寄りの冷たい風がけっこう強かった。とても寒い。
そんな雨模様の天気だからだろうか。ツバメ類がいっぱいだった。宇治駅近くがとくににぎやかで、宇治駅で繁殖するコシアカツバメが到着しはじめていて、周辺を6羽ほど飛び回っている。上空にはイワツバメが20羽ほど飛んでいる。そして水面近くを低くツバメが120羽ほど乱舞。コシアカツバメは宇治駅近くだけだけど、イワツバメとツバメは、10数羽から数10羽単位の群れが、宇治橋から観月橋までの間、ずっと点在していた。どれとどれが同じ群れなのか今一つ分からず、ダブルカウントもしてるかも。
観月橋から下流では、まとまったツバメの群れがでなくなったのだけど、これは天気が回復してきたのと関係があるかもしれない。イワツバメは天気とは関係ないらしく、観月橋より下流でも点々と群れに遭遇。淀大橋の上流側では、180羽ほどの一番大きな群れが、上空高くを飛び回っていた。
堤防の上の道を歩いていると、ツバメの群れは目線より低く、イワツバメは目線より高いのがおもしろかった。
●2026年4月5日 イカルチドリ探して、淀川上流部
三川合流から桧尾川合流まで、淀川右岸を歩いた。イカルチドリの繁殖分布調査、兼その研修、兼観察会。
大阪府のイカルチドリの繁殖地として知られている場所は、けっこう限られていて、昔からメジャーなのは、淀川上流部、余野川+猪名川、石川、男里川河口部。片手で数えられる。今年は他の場所も含めて、大阪府のイカルチドリの繁殖分布調査を実施中。調査は3月〜4月。としたのだけど、3月20日にようやく猪名川などが調査されたものの、他の調査はまだ手つかず。かつて木津川で調査した方によると、6月くらいまで繁殖してるというので、調査期間は3月20日から5月31日にずらして、手始めに淀川上流部を、観察会を兼ねて歩いてみた。
とりあえず右岸側から調査。淀川の流路沿いはあまり歩けないので、砂洲や砂礫地をチェックしながら下流に向かう感じ。とくに島本町エリアが、川に近い場所を歩けたり歩けなかったりややこしい。どうも地元の方もさほど判ってない感じ。かつては歩けた道が歩けず、その内側に車も走れる道が新たにできていた。地元の方によると行き止まりだという。でもまあ、行ってみよう。と進むと随分進んで、高槻市との境近くになって、聞いた通り行き止まり。でも、舗装路に向かってるとおぼしき踏み跡がある。それを進んでいくと、多少強引ながら舗装路に無事出られた。ただ、春先のまだ草木が伸びていない季節だったから行けたけど、とくにノイバラが伸びたらもう歩くのは無理な予感。道無き道を歩いたおかげで、赤いベニマシコや飛び立つコジュケイに出会えた。
肝心のイカルチドリはというと、三川合流部の中州にはおらず。高槻市に入った辺りの左岸側の砂礫地にも見つからず。かつてはコアジサシも営巣していた淀川最大の砂礫地なのに、コチドリすら見当たらない。もう諦めかけていたら、鵜殿の砂礫地でようやくコチドリとイカルチドリがいた。1つがいずつのようだけど、イカルチドリは抱卵中っぽかった。その後、桧尾川合流手前の左岸の砂洲は遠すぎてチェック断念。
と言うわけで、かろうじて淀川上流部にイカルチドリが生息していることを確認出来た。昔はもっといたのに。と思って2001年の調査結果をチェックしたけど、やはり最大の砂礫地で記録されていた。16羽も! ずいぶん減ってしまったみたいだなぁ。
●2026年4月4日 鳥の調査の室内実習2026年度1回目
午前は、公園をウロウロして、調査を念頭にした鳥の観察。からの、研究計画を立てる練習として、架空の研究計画発表。公園で今年の4〜7月にできる内容で、ハイテク機器の使用は禁止だが、旅費は無限に使ってよし、という条件。具体的な研究計画を求める。
午後からは、このプログラムの進め方を説明してから、論文紹介をしたり、研究結果の紹介の例として長居公園大池のカワウの集団ねぐらの就塒個体数の話の後、参加者各自に、手持ちのデータを紹介してもらったり、研究計画を発表してもらう。という段取り。
当初は、午後3時終了予定だった。
この企画は、参加者がほんの数人と少なく、少数の継続者がいるだけで、新規の参加者はほとんどいない。という状況がここ数年続いていた。が、今年は何があったのか分からないけど、新規の申込者がとても多い。でも、そんな年でも返信でどういう企画かを説明すると、キャンセルが相次いで、結局ほぼ継続者だけが残る。というパターンが一般的。今年も返信の後に、キャンセルが6名。キャンセル連絡がない人の大部分もたぶん欠席じゃないかなぁ。
と思っていたが、蓋を開けてみると、継続者5名に加えて、新規の参加者も17名もいた。想定以上に集まって、ちょっと焦る。
午後からは、初心者が多いので、 勉強会の進め方、研究する際に考えるべきことといった解説をした上で、論文紹介。そして各自の発表に移る。
継続の5名は、データの紹介4題。新規の内1名もデータの紹介1題。残る16名は研究計画発表12題。
データ発表のうち、コムクドリの換羽とヒクイナのコールバックの話は新規要素もあって面白かったが、基本的には以前聞いてる話。ヒクイナは音に反応する割合を出しさえすれば、個体数の評価につながるのだけど、あまりしたくなさそう。大阪湾岸のミサゴの個体数の季節・年次変動の話は、簡単な調査でも20年続けるとトレンドを読み取れるってことかと思う。海鳥の混群採食の話は、瀬戸内海では絶対に見られない現象でとても興味深い。新規の方のカルガモと気温の関係の話は、とりあえずグラフの示し方を考えてもらうことに。
研究計画発表12題の内、6題は、定点カウントやルートセンサスで鳥類相を調べる系の企画。それでいて、4人は鳥類の識別があやしい。まずは鳥見の修行だと思うなぁ。その過程でもデータを取りたいのであれば、特定の種の個体数を数える、囀りだけでも覚えて記録、採食行動を記録する、いた場所を記録といった工夫がいるだろう。
1題は種子散布の結果とはいえ植物の分布の調査。これは植物担当学芸員に押しつければいいだろう。種子が散布された時の状況が問題なのなら、樹齢の評価は欠かせない。
残る内、4題は特定の鳥(スズメ、ヤマガラ、ドバト、コゲラ)がテーマ。スズメは巣の観察テーマ。どこまでデータを取れるかは読みにくいが、その観察はいい経験になりそう。ヤマガラ企画は、とても面白そうな企画。でも、まずはヤマガラを追跡して、その行動をじっくり観察することから。4月中に巣を見つけられるかがポイント。ドバトの羽色の調査は、いろいろと工夫すれば面白い展開が待っている。すでに参考文献に目を通しているようなので、いいアイデアが浮かびますように。コゲラのテーマも、まずコゲラ行動をもっと観察してから、具体的なテーマを練った方がいい。
最後1題は、貸し農園での食害実験。食害した鳥や哺乳類の識別という大きな課題があるけど、どんなタイミングでどれが食われるかは、とても面白そう。
継続の3組はいろんな話を聞けて楽しかったんじゃないだろうか。初めて参加した人の内、顔見知りの数名は継続しそうだけど、若手の多くはこういう場の意義があまり伝わってない感じがする。付添の保護者のリアクションは良かったけど。初心者の大人が継続するかは謎。
●2026年4月3日 地元公園のカワウの繁殖コロニーと集団ねぐら
地元公園で最初に繁殖がはじまったのは、2022年の2月。営巣は、5月終わりまで確認できた。その後、2022年8月終わりから毎月集団ねぐらのカウントを始めた。その後の繁殖期は、年末には始まるようになった。今までに繁殖は、4シーズン。5シーズン目に突入している。毎月集団ねぐらのカウントをしているのが、繁殖期の把握にもつながる。その結果、繁殖期は、
2022年2月〜5月(最大営巣数は12巣)
2022年12月〜2023年6月(最大営巣数は20巣)
2023年11月〜2024年7月(最大営巣数は36巣)
2024年12月〜2025年6月(最大営巣数は59巣)
2025年11月〜 (最大営巣数は今のところ87巣)
ということで、最初の年に短かった以外は、11-12月から6-7月までが繁殖期になっている。営巣数は年々増加していることが伺える。
繁殖期の集団塒の就塒個体数の最大数は、93羽(3月)→149羽(6月)→201羽(6月)。今シーズンは、まだ途中だけど、3月に296羽。こちらも年々増加している。ちなみに就塒個体数を数え始めた最初の年(営巣数は少なかった)は、5月〜9月頃に就塒個体数が少なかった。が、営巣数が多くなったここ3年は、非繁殖期の8月〜10月に個体数が一番少なくなっている。営巣ペアや巣立ちビナを除いても、この傾向は変わらなそうに思う。
●2026年4月2日 中高生と花の味見ツアー
今日は、中高生を集めて標本作り。午前は4つの班に分かれて作業したが、午後はみんな一緒に地元公園をウロウロ。知り合いが以前からホトケノザの花がとても甘くて美味しいというのだけど、試してもさほど甘くない。で、今日もホトケノザの花も試したけど、まやもや意見が分かれた。少ししか甘味がないし。それきっかけで、花の味見が始まった。多くの花は多少なりとも甘味があって美味しい。
草本では、タンポポは顎は苦いが、花弁は旨いし根元が甘い。ヒメオドリコソウの花はかなり甘かった。オオイヌノフグリもちょっと甘い。というか一瞬甘くてすぐ終わる。カタバミの花は酸味があって癖になる味。ケシ科なのでケマン系は最初は避けてたけど、つい味見。甘くて美味しいけど、毒がないのか確信が持てない。キンポウゲ科はやばそうなのでやめた。中高生が味見するのも止めた。
オニノゲシはざらざらした感じで美味しくない。コオニタビラコはとくに印象がない。
木の花では、カリンが甘い香りがあって、ほんのり甘く、かなり美味しい。普通に食材になりそう。デザートに付けるといいかも。モモの花は杏仁豆腐。ボケの花は、子房に甘味がある。ハナズオウの花は、甘くてとても美味しかった。ソメイヨシノの花は、サクラの香りがいいけど、ちょっと苦い。
ついでに葉っぱも味見。コハコベは普通に葉っぱが喰える。花の味は分からない。ヤブジラミの葉っぱは、ざらざらしてて喰いにくい。
ちなみにホトケノザの花推しの知り合いは、ヒメオドリコソウの花は甘くなくて美味しくない。と言い張っていたが、今日、甘い! と言ってた。そう、ヒメオドリコソウの花はとても甘かった。ただし当たり外れが大きい。ホトケノザの花も当たり外れがあって、外ればかり引いてるのかなぁ。
●2026年4月1日 今年度の目標は片付け、最優先は研究室周り
この1年で、いろいろ片付けなくてはならない。どうせすべては終わらないけど、片付けるべき場所・タイプをリストアップして、優先順位でも付けないと動きがとれない。その中のカテゴリーごとにどう処理するかも考えておいた方がいいだろう。
まずは、最優先の研究室周りについて。
・私物 →持って帰る。卵菓子コレクションと、果物のタネコレクションも持って帰る。カメラや光学機器もある。ヒヨドリグッズコレクションとか。
・その他グッズ系 →友の会のバザーに大量放出。だけど、それまでにもらってくれそうな人にあげてもいいかも。
・調査道具類 →これは放置して処理を任せてよさそう。
・雑誌、本、冊子 →博物館へ寄贈。
・報告書 →冊子体になってるのは博物館に寄贈? データを含む資料の処理が難しい。
・データを含まず、まとまってもない紙資料 →原則廃棄。
・未登録標本系 →データの有無とその価値を評価して、必要なものだけ登録あるいは保存。データもないのに残してるのがけっこうありそう。種不明の鳥の巣とか、鳥の羽根とか、ミイラとか。処理に悩むのがいっぱい。
・サークル系・行事シリーズ系の資料 →最小限に減らすけど、それをどうしたらいいだろうか? 大阪鳥類研究グループ、なにわホネホネ団、ジュニア自然史クラブ、鳥類フィールドセミナー、鳥の調査の勉強会、近畿鳥類レッドデータブック研究会、賀茂川鳥類調査グループ。
・自分の別刷り →必要最小限を残して廃棄かなぁ。それとも配る?
・自分のデータ類 →フィールドノート、調査地図、収集した情報のプリントアウト、共同調査の紙媒体のデータ。できれば博物館に寄贈して保存してもらいたい。
・スライド類 →一種のデータなんだけど、無駄に多いので、とりあえず持ち帰るしかなさそう。
時間がかかるのは、紙類の整理。そして未登録標本系の処理の判断。机周りの片付けが最最優先なので、まずは紙類の整理かな。